イギリスでキャッシングをしちゃった話。
バンクカードを手に入れウキウキな私。
ただ、銀行には1円も預けていないのでこのままではせっかくカードがあっても使うことができません。
そんなわけで手持ちのお金を預けるべくATMに行くことにしました。
この日は仕事帰りだったので既に銀行は閉まっていました。
口座を作りに行った時に、銀行内のATMでお金を預ける方法を教えてもらったので、本当は銀行に行って同じようにやってみるのが一番確実です。
でもこの時の私は早くカードを使いたくて仕方がなかったので、翌日まで待てませんでした。
しかも!ロンドンのATMでは基本的に時間外手数料を取られないんです。だから余計に明日まで待つ、という我慢はできませんでした。
日本のATMではどこだってお金を預けられるんだから、ATMに行けば簡単にお金を預けることができるはず。
ロンドンのATMは、外にあります。(銀行はもちろん中にもあります!)
近くにHSBCがなかったので、コーナーショップの外のATMで預金にチャレンジしました。
ただ、ATMにまつわる英単語の知識がdrawal=引き出し、ぐらいしかなかった私には正直何がなんだかよくわかりませんでした。
なので、一か八かで進めてみることに。(そもそもこれがすごい危険な話。調べてからやるべき)
メニューの中に"Cash"という項目があったので、私現金を入れるんだしこれかな?と思い選択しました。
はい、これがね、もうお気づきかとは思いますがキャッシングのことだったんですよねーww
次に「いくら?」と表示され、何ポンドかを選択できるようになります。
100£以上預ける予定ではありましたが、もし間違っていたら大変なので(この時点で既に間違っているわけだが)10£を選択。
すると何ということでしょう、綺麗なピン札の10£紙幣がATMから出てきたのです。
なに、これ。
ここでやっと自分がキャッシングをしてしまったことに気が付きました。
日本でもしたことないのに…!
とりあえずその場ではもうこれ以上自分で何かするのも危険だと思い、帰ってのあに相談することにしました。
アプリで残高の確認ができるようになっているのでそれを見せながら「間違えてお金借りちゃった…(残高は−10£と表示されていました)」と訴えたところ
「何やってんのー!何でその場で僕に電話しないの!利息めちゃめちゃ高いよ、一日15£取られるよ!」
と怒られました。
じゅうごっ……
一日15£ってめちゃめちゃ厳しいじゃないですかイギリスさん!
あんなにあっさり貸してくれたくせに!
むしろそんなん誰が借りるんだろう?緊急時用?
その時にのあが教えてくれたことですが、街にあるATMは預金ができないんです。
引き出しはできます。
銀行のATMであっても、外にあるものに関しては預金はできません。(銀行内のATMではできます!)
↑オックスフォードのHSBC。こんな風に外にもATMがついてます
こうやってやるんだよ、って銀行で教えたでしょ、って言われたけど
「外のATMではダメ」とは言われてないもん…(泣)
いずれにせよ今日は何もしようがないので、次の日に直接銀行に出向くことにしました。
そして翌日店舗へ出向き、まずは改めて預金をしました。
その後すぐに残高を確認すると、入金分から昨日借りた10£分が引かれた額が表示されていました。
あれ?利息全く引かれてない。
一応銀行の方に経緯を話してみたところ、「昨日の今日だから大丈夫だったんだと思うわよ」とのことでした。
日本の消費者金融の広告でも「一週間以内の返済なら利息無料!」みたいなの見たことある気がするし、そういうもんなのかな。
なんにせよ、よかった…もうしません…
というわけで、意図せず銀行からキャッシングをしちゃったよというお話でした。
日本でキャッシングしたことないから日本との違いはわからないけど、
・ロンドンではお金びっくりするほど簡単に借りれちゃう
・そしてびっくりするほど利子高くつく
・預金できるのは銀行内のATMのみ
ということがわかりました。
失敗から学ぶこともたくさんある。
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